ドミニオン中堅杯 予選グループB 第13戦 不正利得と巾着切り
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初手
相手:地下貯蔵庫-不正利得-金貨-地下貯蔵庫
自分:巾着切り-占い師-不正利得-銀貨
初手4金を見て悩む。
長引くであろうゲーム、司教か記念碑か、はたまた巾着切りか。
対戦相手のhakasenさんも長考。同じように4金で悩んでいるのだろう。と思ったら2金で地下貯蔵庫を買った。ならば「相手の地下貯蔵庫を弱体化させるアタック」を買わねばと、巾着切り-占い師と買った。巾着切りで相手の手札を4枚にしてから地下貯蔵庫を打つと3枚にさせられ、占い師は地下貯蔵庫によって引くカードを無価値にできる。
先手に2-5を出され、呪いを含め13枚をシャッフルさせられるのはキツイ。アタックを多めに入れるしかないと思い、事故覚悟で第6Tにもう1枚巾着切りを入れる。銅貨と呪いでデッキは薄まるので多少はいいだろうという考え。
ところで。不正利得戦でいつまで不正利得を買うのかというのは難しい問題である。いいところで公領にシフトしないといけないが、その前に6金出たら金貨を買うのか。何枚まで買っていいのか。銅貨と呪いで膨らんだデッキに入れた金貨は何回使えるのか。いまだによくわからない。ここでは2枚入れているが、正しかったのだろうか。
hakasenさんは執事を入れているが、確かにそれはアリだった。呪いを廃棄する唯一の手段。しかし廃棄したターンでは5金出ないだろうから、結局同じなのかもしれない。
第11Tに相手に属州を買われて青ざめる。やや焦り、不正利得3枚残して5金で公領を買い出す。第17Tまでに公領5枚を買うが、相手は属州2公領2。追う展開。
第18T、執事で呪い2枚を廃棄されるが、こちらは初めて属州が買えて逆転。
そのまま公領が枯れ、5点リードして迎えた第22Tで事件は起こる。hakasenさんの打った地下貯蔵庫2枚がそれぞれ金貨を引き、執事の2金と合わせて8金を出す。3枚目の属州を買われて再逆転。こちらは屋敷を買って同点。
その後は屋敷を交互に買う展開のため点差は縮まらず。第24Tの裏、サプライに屋敷は1枚、不正利得と呪いは2枚。手札は銅貨・銅貨・銀貨・不正利得・公領。
屋敷と不正利得、どちらを買っても同点になる。どちらを買うべきか。
不正利得を買うと残り1枚、次に相手が5金出すと1点差で負けてゲーム終了。
屋敷を買うと屋敷が枯れ、あと二人で5金を2回出すまでゲームは続く。
つまりここでは5金でも屋敷を買うべきだ。と何度も確認しながら屋敷をクリック。
そしてすぐ次のターンで9枚目の不正利得が買える。後手のためこのあと10枚目を買われても同点手番差で勝ちになる。実際hakasenさんは第27Tで5金持っているが買ってない。
その裏でこちらが5金出て終了。
ギリギリの勝利。
まだ望みはある。まだわからない。